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お知らせ
建築士法改正案の意見書提出のお願い
既にご周知のことと思われますが、耐震強度偽装事件を受け、社会資本整備審議会(国土交通省の諮問機関)の建築分科会基本制度部会で建築士制度の見直し等が検討されてきました。7月31日の第10回部会では報告書がまとまり、国土交通省はこれについての意見募集をしたうえで、本年8月31日までにこの改正案をまとめ、秋の臨時国会に提出するとしております。
報告書では当初懸念されておりました、一級建築士受験資格における専門学校排除の内容は撤回されておりますが、受験資格となる実務経験につきましては、専門学校にとってなお問題がある内容となっております。
サイトをご覧の皆様におかれましては、専門学校の不利益を可能な限り防除するとの意識に立たれ、国土交通省に積極的に意見を発信していただきたく、お願い申し上げる次第にございます。
ご多忙の折、誠に恐縮でございますが、国土交通省の意見募集の締め切りは8月18日17時となっておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
<報告書の内容確認と応募要項について>
問題となるところは建築士の「受験資格の実務経験」に関するもので、従来は「大学や専門学校の教諭」も実務経験の範囲内とされていたものが、今回の法案では実務経験の範囲外とされてしまいます。主としてこの内容に関する意見書発信をお願いいたします。
報告書全文や意見募集要項など、詳しくはコチラをご参照ください。
(上記該当箇所は報告書のP.19に掲載されています。)
<応募に当たってご留意いただきたいこと>
- できるだけ多数の意見発信を目指しております。したがって、学校経営層の方だけでなく、広く教職員・学生・保護者その他の関係者等々の方にも、意見書発信をお願いしていただきたいと思います。
- 但し、電子メールで送信する場合、何通発信しても学校のパソコンから送る場合は1通としかカウントされません。学校からのFAXも同様です。電子メールの場合は各個人のパソコンで、FAXの場合はコンビニを活用するなどの留意が必要になります。
なお、郵送による応募も可能です。方法につきましてはコチラをご覧下さい。 - なお、意見募集の対象となっているのは報告書全体(全25ページ)です。意見書には報告書のどの部分またはどの内容についての意見であるかを記入しておく必要がありますので、ご注意していただきますようお願いいたします。
- 意見欄はできるだけ単純明快に書き、理由欄にはいろいろ理屈等をお考えいただいて書いていただきますよう、お願いいたします。